第五回会合
- 間宮

- 3月30日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前

第五回会合があげお自然学習館で開催されました。
■ 新たな出会い:小山さんご夫妻をお迎えして
本日の会合には、見学者として小山さんご夫妻がお越しくださいました。鴨川沿いで10数年にわたりカワセミを追い続けておられるベテランで、他にもミミズクや川島の白鳥、そして春の訪れを告げる「スプリングエフェメラル(蝶や花々)」など、季節の移ろいを精力的に記録されています。 すでに活動をご覧になっている方もいらっしゃるとは思いますが、ご夫妻は「アメブロ」でも作品を公開されており、その確かな眼差しと情熱に会員一同大きな刺激をいただきました。
■ 講師講評:被写体と向き合う「光と現像」の作法
会員作品への講評を通じて、各被写体の特性に合わせた具体的なアドバイスをいただきました。
花の表現: 花やその奥にあるものを捉える際は、F値を解放して露出を上げ、「ふわっと」した質感で撮ること。ピントを精緻に合わせるために大きなデータサイズで撮影し、背景が美しく抜けている場所を選ぶのが鉄則です。また、被写体にドーンと寄るか、あるいは「ワシャワシャ」した中から主役を際立たせる構成も有効です。順光の中で背景が暗めな場所を選び、シャドウの階調を活かす表現の重要性が強調されました。
鉄道の構造美を出す: 電車の写真では、線路や高架線が縦横に張り巡らされている様子が視覚的な面白さを生みます。現像時にコントラストを強調することで、その複雑な造形美をより効果的に際立たせることができます 。
野鳥撮影について: 野鳥の逆光撮影は非常に難易度が高いため、可能な限り順光で綺麗に映る場所へあらかじめ回り込んでおく「心がけ」が大切です。良い光の中でシャッターチャンスを待つ姿勢が、作品の質を左右します。また、前ボケの効果を活かすことで、野鳥の存在感をより引き立てることができます。
■ 座学:桜、花の撮り方
春の主役をどう写し止めるか、講師自身の撮影体験を交えた講義が行われました。
桜の撮影と「位置取り」: 桜は簡単そうで非常に難しい被写体です。白い花びらは、背景に白い雲があるとそこに溶け込んでしまうため、それを防ぐための**「被写体の位置取り」**が何より重要となります。
記念撮影の落とし穴: 桜を背景にした記念撮影では、被写体を桜に寄せすぎない(桜と距離をとる)ことが肝要です。被写体が桜に近すぎると、画面には桜のゴツゴツとした「幹」しか写らなくなってしまうためです。適切な距離をとることで、桜の広がりを活かした構図が生まれます。
松島の有人島での菜の花撮影: 講師が撮影に訪れた松島の有人島では、菜の花が美しく咲き誇る風景が広がっていました。こうした「花」をどう撮るかという問いに対し、導き出された答えが**「絞り」を効果的に使うこと**です。絞りを制御することで、凛と立つ一輪にフォーカスするのか、あるいは島を彩る菜の花全体を捉えるのか。手前に花を添えた「前ボケ」の技法とともに、撮影者の意図を絞り値に込める大切さが説かれました。
■撮影会
桜がほぼ満開の中撮影会を実施しました。菜の花と撮れる場所もあり実際にカメラを向けて先生より実施指導を受けました。



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